11月24日、串田団長(中区)、有村市議(鶴見区)、磯部市議(保土ケ谷区)、豊田市議(港北区)と私で横浜市が設置、運営する、なしの木学園を訪問しました。
施設は知的障害児施設(児童福祉法第42条)です。知的障害児を入所させ、保護し、生活支援、療育する業務を通年実施しています。
なしの木学園の定員は50名で10月1日現在49名在籍者がいます。
昭和55年11月1日に松風学園の児童寮が独立する形で整備されました。
敷地面積は11,784㎡、延床面積2,926㎡で整備されています。
詳しくは「なしの木学園」HPを参照お願いします。
私が所属します、子ども青少年局・教育委員会の所管施設であり、横浜市の行政サービスの現場を知りたいと思い訪問してきました。
午前中に同園に到着。その後、園長、副園長、生活支援担当係長の3人が施設を巡りながら約90分に渡って説明をしてくれました。
外見からは判らないと思いますが、なしの木学園の老朽化は進んでおり、内装だけでなく、備品に関しても壊れるまで大切に使われていました。
この施設が抱える問題・課題としては平成22年3月、再整備基本構想検討委員会報告<新なしの木学園に求められる機能及び必要な施設など>にまとめられています。
早急な課題が4点挙げられていますので紹介いたします。
①施設の老朽化が進んでおり、利用者の居住環境の改善が必要である。
②例年多数の年齢超過の利用者がいる。(約3割)
③重い自閉症や他害行為などのある強度行動障害の方の入所により支援技術の向上が求められている。
④軽度知的障害児の利用者が増加し、今までになかった課題が増えている。
本日午後から、児童相談所との連携についてもお話を伺う予定ですので、知的障害児施設等の理解を深めたいと思います。
ですが、その前に老朽化した施設をなんとかしたいです。