3月8日、予算第2特別委員会で交通局の局別審査で質問をしました。
質問項目は
1 24年度予算の概要と経営課題
2 バス・地下鉄事業の連携
3 バス事業の人件費
(1)24年度予算における、人件費が経常支出全体に占める割合はどれくらいか。また、人事給与の見直しによって、人件費の経常支出全体に占める割合は前年度と比べてどれくらい低下したか。
(2)給与の引下げ率が6%となったことによる経営への影響はどうか。
(3)給与引き下げ後も、まだ民間バスの乗務員と比較すると大きな差があることに対して、今後の方向性も含め局長の考えを伺いたい。
4 地下鉄事業の企業債
5 自主自立経営の持続に向けた取組
(1)横濱ベイサイドラインについて
(2)お客様からの外部評価の導入
(3)市営バス・地下鉄の利用促進
(4)グリーンラインの集客力向上
5項目23問を質問しました。
特に他都市では交通局の民営化も大々的に議論されている中で、改善型公営企業として、徹底した収支の改善を図られているかどうかについて質問を致しました。
時間が15分と限られていましたので、言葉足らずになってしまいましたが、何をしたかったかと言うと、給与表の引き下げを新規採用職員のみに行い、人件費の改善に取り組む事に対して、私の経験から警鐘を鳴らしたかったからです。残念ながら給与の引き下げを最大6%行っても民間企業との給与格差が約230万円あり、その人件費格差を若手職員にのみ更に上乗せするのは、企業が有機的な活動体として今後も経済活動を続けていく上で、障壁を残す危険があると思います。
とはいえ、若手職員に対し仕事に対するモチベーションを落とさず、金銭では無い価値観を付加させることは相当難しい事だとは認識しています。是非とも、議論をつくし新しい価値観をここ横浜から創っていきたいと真摯に考えています。
水道局、交通局と偶然にも企業会計2局を質問させてもらいましたが、改善企業としては交通局の取組みに軍配が挙がると感じた局別審査でした。また、機会があればこの2局の審査を行ってみたいと思います。
以下質問の全文です。