この夏、教員免許状の期限にあたり、免許更新講習で、横浜国立大学と女子美術大学にお世話になります。公務に支障のない範囲で日程を組ませていただいております。写真は北門からの横浜国大の写真です。
「教員免許更新制が具体化したのは、2000年頃からの学力低下論争や教員の質の問題(マスメディアによる報道が活発化)などを受け、以前から教育に関心のあった安倍晋三元首相が政権に就いた後、教育再生会議が教員免許更新制を提言、2007年6月の教育職員免許法の改正によって、2009年4月から導入された。」(以上「 」内ウィキペディアより)
さて、ただ今2012年8月8日午後10時を回ったところですが、ネットのニュースも「3党合意」が踊っています。ちかい将来が、ちかいうちになったとか・・・
そういえば、この教員免許更新制度も、民主党は2009年のマニフェストで「教員の資質向上のため、教員免許制度を抜本的に見直す。」と謳っていたと、思いますが、抜本的な見直しはないまま進んでいるなぁと感じています。輿石幹事長は教育現場に明るいのだから、もう少し学校現場の意見を聞いてはどうかと考えます。
ついでに、2009年の民主党のマニフェストを改めて見直しました。民主党のマニフェストは5本柱ですが、その1番目で
1:国の総予算207兆円を全面組み替え。
税金のムダづかいと天下りを根絶します。
議員の世襲と企業団体献金は禁止し、衆院定数を80削減します。
と謳っているんですよね。マニフェストは「書いてあることをやる、書いてないことはやってはいけない」と街頭で言っていた代議士もいましたし、この公約を見れば2013年までは、税金のムダづかいと天下りの根絶を「政治生命を懸けて」やり遂げなくてはいけないと、国民は考えるはずですが・・・
総選挙の前には、政権を担当した政党として、マニフェストをどこまで実行できたか検証は必要だと強く感じた次第です。