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温暖化対策本部・環境創造局局別審査

 

3月13日予算第二特別委員会、温暖化対策本部・環境創造局局別審査に登壇しました。質問項目は以下の通りです。

一.横浜市緑の協会について

一.指定管理者公募について

一.ズーラシアについて

一.みどりアップ計画について

一.公園愛護会について

一.下水道事業中期経営計画について

一.スマートシティについて

交通局審査では時間が足りず4問飛ばしてしまいましたが、今回は予定の質問をすることができました。

公園愛護会と学校との連携では副市長より支援を行っていただくと良い答弁をいただきました。

以下質問の全文です。

1 横浜市緑の協会

 

平成25年度予算では、財政状況を踏まえ、外郭団体が保有する資産を活用した見直しを実施したとしています。また、私も昨年の環境創造局・決算審査で、24年9月5日の「財政局長・総務局長名で出された予算編成に向けた通知について」質問をいたしました。

 

そこで、環境創造局所管の外郭団体への確認ですが

(1)横浜市緑の協会に対する財政支援の25年度予算での見直し内容について局長に伺います。

 (答弁)

 

緑の協会は、複数の公園駐車場の管理を行っています。その中で、山下公園駐車場の収支状況をみると、年間830万円の黒字となっており、公益財団法人の緑の協会がこのような収益を上げている公園の駐車場を管理していることに違和感を感じます。

そこで、直営の管理がむずかしいならば

 

(2)山下公園駐車場の管理を公募にするべきと考えますが、局長の見解を伺います。

(答弁)

 

2 指定管理者公募

次に、公園の指定管理の公募について伺います。

平成25年度に指定管理者の公募を実施する予定の公園について、前回の応募者数を見たところ、39件の公募のうち、1社しかない応募が15件となっていました。約4割が1社しか応募していない状況です。

このような状況を踏まえ、

 

(1)公園の指定管理者公募の応募者参加を増やすため、どのような取組をおこなうのかを局長に伺います。

(答弁)

 市民へのサービス向上のためにも、競争原理が働くよう努力していただく事を要望し、次の質問に移ります。

 

ところで、この25年度公募分だけ見てもとりわけ、緑の協会については39件のうち14件の指定を受けており、約36%と高い割合を占めていることが確認できます。金額ベースでいうと約10億9600万円の指定管理料の内の約5億9500万と約54%となっております。

そこで、

(2)指定管理者公募に際して、緑の協会の指定割合が高い状況について、局長の見解を伺います。

 

次に

3 ズーラシアの広報の取組についてです。

 

ズーラシアでは、「アフリカのサバンナ」の整備を進めており、その一部が今年の4月19日に先行開園します。私も日曜日に久しぶりにズーラシアに行ってまいりました。楽しかったです。本市では6月に第5回アフリカ開発会議が開催される予定であり、まさに今が、サバンナゾーンのPR、広報する時期なのではないでしょうか。しかし、私の南区では、なかなかズーラシアの広報を目にしません。

 

そこで

(1)「アフリカのサバンナ」の広報活動の状況について、局長に伺います。

(答弁)

 

ズーラシアは、本市郊外部の主要な観光資源として、広報活動が非常に重要だと考えます。

是非、みどりの協会まかせではなく、市が主導的に広報活動に取り組んでいただきたいと思います。

 

 

4 みどりアップ計画

次に、みどりアップ計画について伺います。

現在、取り組んでいるみどりアップ計画(新規・拡充施策)は、平成25年度が最終年度となります。

 

そこで、

 

(1)21年度から24年度までの事業の振り返り、評価・検証はいつ行うのか、担当理事に伺います。

(答弁)

 

26年度以降の次期緑施策の検討状況については、本定例会の市会常任委員会で報告されております。

事業費についても、約500億円と概算額が市会では報告されております。

市民意見を4月に募集すると聞いていますが、そのまま事業量が決まり、横浜みどり税の継続が前提になっていくのではないかと危惧しているところです。

 

そこで

(2)26年度以降の緑施策の事業計画内容、とりわけ事業量の確定はどのような段階を経て、いつまでに行うのか、局長に伺います。

(答弁)

 

今後の検討は、市民意見の結果を十分踏まえ、検討過程を市民に広く情報開示して進めていただくことを要望します。

 

次に、公園愛護会と学校の連携について伺います。

 

 

5 公園愛護会と学校の連携

 

公園愛護会は、市内多くの身近な公園で、ボランティアとしてさまざまな活動を行っていただいています。

南区では、美化活動だけでなく、愛護会が中心となって、「青空サロン」と称して高齢者の見守りや助け合いのためのコミュニティづくりに貢献していると聞きました。こうした活動は、防災や環境という観点からも、大変意義のある活動であると考えています。

また子どももたくさん公園を利用しておりますので、学校と愛護会のつながりがあるといいのではないかと考えています。

 

そこで、

(1)公園愛護会と学校との連携についてどのような事例があるか、公園緑地部長に伺います。

(答弁)

 

さまざまな取組が、実践されていることがわかりました。

恥ずかしながら私が学校に勤めていたこと、この愛護会の活動についてよく存じていませんでした。

公園愛護会の活動について、学校がよく知っていれば、複数のチャンネルを持つことができ今後のコミュニティづくりのきっかけになるのではないかと思います。教育委員会に方面別事務所ができましたし、小学校での「総合学習」等の取り組みで地域のつながりを広げられるかもしれません。

 

そこで、

(2)今後、公園愛護会活動について、どのように学校に周知していくのか鈴木副市長に伺います。

(答弁)

 

今後も、引続き、こうした連携のサポートをお願いします。

 

それでは、次に、企業会計の下水道事業について伺います。

 

(6 下水道事業中期経営計画)

 

下水道事業では、現在、中期経営計画2011(にいまるいちいち)に基づき事業を進め25年度は計画の最終年度です。

そこで、

(1)26年度以降の次期経営計画の策定にあたっての考え方、について局長に伺います。

<答弁>

現在、次期中期経営計画の策定に反映させるため、長期修繕改築計画の策定や、長期財政シミュレーションの構築を進めているようです。

 

そこで、

(2)長期修繕改築計画及び長期財政シミュレーションの具体的な内容と費用について、担当理事(下水道計画調整部長)に伺います。

 

<答弁>

 

長期的な財政シミュレーションにおいては、やはり今後の老朽化対策が大きなポイントになろうかと思います。

長期的な視野を持って取り組もうとされているこのシステムは、下水道サービスを市民が安定的・永続的に享受でき、ひいては安心して生活していくために、非常に意義のある、重要なものと考えます。このような取組は、他の企業会計にも広げていくべきと考えます。

 

そこで、

(3)今後、この取組を他の企業会計にもどのように広げていくのかを、鈴木副市長に伺います。

 

<答弁>

 

 

また、水道事業への繰出金についてですが、昨年の第2回定例会一般質問において市長から、その費用の内容や金額について精査していくという答弁をいただきました。

25年度の水道事業会計繰出金予算における精査の結果はでていますが、神奈川県と比べれば繰出金はもっと少なくできるのはと考えます。

 

そこで、

(4)経営という観点で、(繰出金を支出する)環境創造局から水道局に対し経営関与をしていくことが、もっと必要だと考えますが、局長の見解を伺います。

(答弁)

 

最後にスマートシティの取組について、お伺いします。

 

 

7 スマートシティの取組

 

先般の予算代表質疑において、我が党の串田団長が、「将来の臨海部の街づくり」について質問をしたところですが、みなとみらい21地区において新たに「みなとみらい2050(にせんごじゅう)プロジェクト」をスタートさせる予算案がでております。

これは長期に渡る大きなプロジェクトであることから、取組内容だけでなく、事業費が毎年、どのくらいかかるのか、という視点も、非常に重要だと考えます。

 

そこで、

(1)みなとみらい2050プロジェクトの推進にあたっても、具体的な目標と長期的な財政見通しを持つべきと考えますが、担当理事の見解を伺います。

(答弁)

 

次に、予算関連質疑の中で、林市長は昨年10月の視察を挙げ、「ヨーロッパの都市の熱意や努力を改めて実感した」、と答弁されました。

 

そこで、

(2)コペンハーゲン、バルセロナの視察結果を、みなとみらい2050プロジェクトへどのように生かしていくのか担当理事に伺います。

(答弁)

 

今、まさに推進している「横浜スマートシティプロジェクト」における実証も、着実に取組んでもらいたいと考えています。

 

そこで、

(3)横浜スマートシティプロジェクトが目指す具体的な姿について、統括本部長に伺います。

(答弁)

 

アジアスマートシティ会議の話が出ましたが、横浜と同じく経済産業省の「次世代エネルギー・社会システム実証地域」に選定されている北九州市では、平アジア各都市への販売促進支援を行っています。

(また、昨年の夏より他都市に先がけ、「電気料金を時間帯別に変動させ、需要家側の電力使用量の抑制を図る実証」を開始したことは、全国的にも注目をされ、スマートシティの実現に向けた強い意欲が感じられ、優れた取組と感じています。)

横浜スマートシティプロジェクトにおいても、より先進的な都市に学びながら積極的に取組むべきと考えます。そこで、

 

(4)横浜は北九州の取組をどのように捉えているのかを統括本部長に伺います。

 (答弁)

 

北九州市に負けないよう、取り組んでいただくよう要望して、次の質問に移ります。

 

さて、先日の予算関連質疑の中で、我が会派の篠原議員からIPCC総会の横浜開催についての質問を致しました。世界各国から多くの科学者が集い、温暖化に関する議論を行うこの国際会議を、横浜市民にとって、有意義なものにしてもらいたいと思います。

特に、これからの時代を担う高校生や大学生などの若い世代にとって、最先端の研究を行っている科学者たちの話を直接聞いたりすることは、彼らが今後の地球環境を考えていく上で、とても良いきっかけになると思います。

 

そこで、

(5)若い世代の人々が最新の知見に触れる機会を設けることは重要であると思いますが、統括本部長の見解をお伺いします。

(答弁)

 

IPCC総会の横浜開催は、本市にとっても環境問題を考えるターニングポイントの年となりますので、是非、成功させてもらいたいと思います。

以上質問を終わります。

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