NO IMAGE

観点別評価の問題点 県教育委員会と市教育委員会


観点別学習状況の評価から評定への総括に関する課題について考察を述べます。
<現状>
平成23年10月13日決算特別委員会で横浜市の中学校観点別評価について質問しました。
 教育長答弁により、観点別評価を横浜市が中学校で5段階にする理由は神奈川県教育委員会の通知が原因であることまではわかりました。

神奈川県教育委員会、平成23年2月「評価資料集Ⅳ−評価活動の参考資料として−中学校」p15によりますと(国語以外の教科)
A°=5点、A=4点、B=3点、C°=2点、C=1点とする。
そして、組合わせの合計点20点〜18点が評価5
         合計点17点〜14点が評価4
         合計点13点〜11点が評価3
         合計点10点〜8点が評価2
         合計点7点〜4点が評価1
と総括モデルが出ています。

まず、特別委員会で私も質問しましたが、文部科学省の通知文の3段階の観点別評価方法でも5段階評定はつけることができますので、私もモデルを示します。
<木下案>
A=3点、B=2点、C=1点とする。
組合わせの合計点12点が   評価5 モデル例 AAAA
       合計点11点〜9点が評価4       AAAB、AABB,ABBB,AAAC,AABC
       合計点8点が     評価3       BBBB,ABBC,AACC
       合計点7点〜6点が評価2       BBBC,BBCC,ACCC
       合計点5点〜4点が評価1       BCCC,CCCC

特に、高等学校、小学校と同じく、矛盾することなく評定をつけることができます。
そして、神奈川県教育委員会が考えるモデル案の問題点は
①文部科学省の通知文と、そもそも違うものを該当市町村に提示している。
②要録に記入の際、要録の成績と調査書の成績と逆転してしまう生徒が発生する。
 <例>調査書  A°A°A°B→5    指導要録  AAAB
     調査書  A°AAA→4    指導要録  AAAA
 つまり指導要録上AAAAの生徒が評定4で、要録上AAABの生徒が評定5である。
 何かおかしい。
③神奈川県教育委員会の観点に1〜5点の点数をつけている事自体問題である。
 ※神奈川県方式の観点別評価は合計点4点から20点までの17段階評価である。
(私のモデル案も4点から12点までの9段階評価ではありますが・・・)

 以上①から③までのミスリードを押し付けられた、横浜市教育委員会もご苦労が多数あると思います。機会をみてこの神奈川県方式の5段階観点別評価を通知した、神奈川県教育委員会教育局支援教育部子ども教育支援課を視察してみたい。

 「評価資料集Ⅳ−評価活動の参考資料として−中学校」p1で「学習状況の評価の収集・分析に負担を感じる」小・中学校の教師は約63%(中略)現在の学習評価については、負担感や授業改善に関して課題があると考えられる。と紹介をしておきながら、文部科学省通知以上の負担を強いる神奈川県教育委員会にはやはり疑問を感じます。

NO IMAGE
最新情報をチェックしよう!

ブログの最新記事8件