- ジャカルタ現地時間11月7日午前1時を回ったところです。
前回はブログの更新半年ぶりでしたが、今回は1年ぶりですね。リハビリも兼ね思うがままに書き連ねたいと思います。
写真はタイトル通り、インドネシアの首都ジャカルタで行われているAKB48の姉妹グループに移籍し、今年一杯で卒業をすでに発表している仲川遥香さん(インドネシアではハルカと呼ばれています。)と先ほど公演の終わりに2ショット写メを撮っていただいたので記念にブログにアップします。
- この1年間に起こったこと・・・
本来なら広島東洋カープが25年ぶりにリーグ優勝したり、SMAPが今年一杯で解散するなど、ネタにはつきないところですが、ほぼ1年間日本のテレビからも遠ざかっているので、そのうち追いつきます。そういえばオリ・パラリンピックもありましたね。すっかり浦島太郎です。
- 1年間何をしてたか・・・
今年1月からインドネシアのインドネシア大学に語学留学してました。そして途中から目的と手段が逆転してしまいましたが、6日遥香さんにお礼も言えたのでとりあえず明後日帰国します。
目的と手段と書きましたが、当初は英語を習得したくて、午後の時間が比較的自由なBIPAに入学したのですが、思いの他授業のシステムがしっかりしていて、もう2月頃にはインドネシア語の習得というか、BIPAの卒業が目的になっていました。
インドネシア大学のBIPAについては他の人のブログに私の説明よりは詳しく述べられているものもあるので、そちらを参考にしていただくとよろしいかと思います。一言でいえば最終卒業試験で「60点以上取らないと駄目よ」という規定にビビって英語の勉強よりも頭が痛くなりながらもインドネシア語を約半年学んでいました。ちょうど学歴詐称が話題になっていた時期なので・・・何とかBIPA1を卒業はできましたが素点はギリギリでした(笑)
ちなみにインドネシア語は世界でも指折りの「習得しやすい言語」らしいので、頭が常に痛くなったのは私の責任です。要するにほぼ準備なしに単身インドネシア大学に留学というのはなかなか手強いものでした。
そんな中、効率的にそして楽しく外国語を習得する方法はないものかと日夜考えていたところ、仲川遥香さんが驚くべきスピードでインドネシア語をマスターし、そしてインドネシアでも大人気という情報にたどりつきました。
私はAKB48嫌いじゃないし、どちらかと言えばもうはまっている部類に分類されると思いますが、日本では劇場に行ったこともコンサートにも行った事はありませんでした。しかしジャカルタのFXスナヤンにあるJKT48劇場で仲川さんの公演を初めて見た時、正直ビックリして目を奪われていました。インドネシア語は上手だし、MCでインドネシア人をインドネシア語で笑わせていたのは驚きでした。しかし一番驚いたのは、(ダンスも素人の私ですが)仲川さんのダンスがインドネシア人のJKT48メンバーよりも上手く感じたことでした。
もちろんインドネシアの感情が親日であるということもあるでしょうが仲川さんがインドネシアで成功している理由がこの時わかる気がしました。詳しくはこの後出版される彼女の本も読まないとですね!
というわけで、思いっきりこの1年を省略していますが、インドネシア大学BIPAの厳しい宿題や小テスト攻撃のストレスから解放されるためと、仲川さんの語学習得法を少しでも知るため、つまり外国語習得の手段として、劇場に息抜きに行っていたのですが、当然の帰結というか、途中からJKT48そのものにはまってしまい、劇場に行くことが目的にいつの頃からか変わってしまいました。はい、すみませんです。でもとりあえずスナヤン通いも仲川さんの卒業に合わせとりあえず終了です。とりあえず・・・。
- インドネシアあるある
インドネシアあるあるや、JKT48あるあるはまたいつかブログで書きたいですね。インドネシア大学のBIPAは日本人が少数派で韓国からの留学生が多数派だったので、インドネシアあるあるは学生間で盛り上がってましたね。もちろん留学そのもの自体についても報告したいです。
さて写真をもう1枚。
写真の彼女はシャニ・インディラ・ナティオさんです。通称シャニ。現チームTのダブルエースの一人ですね。仲川さんの日本凱旋公演のメンバーにも選ばれていました。瞳がとっても綺麗なので気になるメンバーの一人なのですが、それにひきかえ隣の男(私)の表情ひどいっすね(汗)仲川さんとの写真もそうですが、自分では精一杯笑ってるつもりですが、この写真撮った時は、インドネシア人200人近くの前で慣れないインドネシア語で日本語母語話者の遥香さんに感謝の気持ちを述べた後なので、これが限界ですね。その点2人は2時間の公演の後なのにナイスな笑顔です!さすがです。まあこれもいつか、いい思い出になればと願います。
無理やりまとめるに、仲川さんの語学力にはこの10か月ではもちろん足元にも到底及びませんでした。外国語習得に魔法のような方法はやっぱりありませんでした。しかし、仲川さんの凄さの片鱗は感じることはできました。これが私にとっては一番の収穫です。極端に言えば外国語はコミュニケーションのツールに過ぎないのかもしれません。当たり前ですね。例えば英語を勉強することそのものが目的になってしまえばその時点で私のインドネシア語学習時のように頭痛のタネですな。でもツールであるからこそ正確にそして丁寧に使うことで、相手には伝わるんだなあと仲川さんの行動からは教えていただきました。仲川さんがインドネシアが好きなのは真実であろうし、好きだから頑張れるという側面は当然あるでしょう。ただ彼女は常に注目されるポジションにいるので、辛いとか苦しいとか、ましてや努力してますとかは決して、言わないでしょう。でも今日は人間臭いというか、仲川さんのインドネシアでこの5年間頑張ってきた(だろう)空気に触れることができてよかったです。微力ながら仲川さんのこれからの益々のご活躍もお祈りいたします。
そして私は、AKB48しかりJKT48しかり日本のソフトコンテンツ、つまりはソフトパワーの力をこの先も信じていきたいです。話がかなりとっちらかっていますが、英語の学習という視点からは来年から発足するらしいMNL48(マニラ48)は素晴らしいコンテンツになると思いますよ。市議時代にも本会議で述べましたがフィリピン人の英語の発音は綺麗ですから。また、AKB48のコンテンツとしての輸出はもちろん商取引きとしてAKSに旨味があるから成立するのでしょうが、歌詞をほぼそのまま原曲の意味を曲げずにカバーしてくれているので、発音だけでなくて、AKB48の楽曲の英訳、和訳は意外に良い教材ではと今から期待してます。長くなりそうなので今日はこの辺で。
最後に今日うっかりビンゴの抽選に遅れましたが、善意により九死に一生を得ました。山田さん大変ありがとうございました。